ロイヤルパープルオイル(Royal Purple Oil)におけるオイル選び エンジンオイル編
ロイヤルパープルにおけるエンジンオイルの選び方について、ご紹介します
【注意】
ロイヤルパープルオイル正式輸入元として、並行輸入品は存在しないと言うのが公式見解です
→参考JETRO 並行輸入商品の定義 https://www.jetro.go.jp/world/qa/04J-010223.html
商品の証明を出来無いばかりか、輸入元、もしくは購入元を明示できない(商標権以前の問題)商品を、なぜ並行(本物のロイヤルパープル)と考えるのか判りませんが購入される場合は、販売元を明示できる業者からご購入をお奨めします。
【ロイヤルパープル】HPSとXPRのグレードの違い
価格以外で一番判りにくい部分
本国だと、倍の開きがあり、安い、高いの違いで選択すれば良いのですが、国内の価格は地味に両方高いです
国内参考価格 HPS 2800円 XPR 4150円 1qt 辺り
違いはズバリ
エンジンレスポンスです
15年近く販売してきて、感じている事ですが、ロイヤルパープルのHPSで他メーカーのレーシングオイルを超えています。
正直、1000馬力でも、問題無いでしょう
しかし、はっきり判る明快な違いは、レスポンスです
ロイヤルパープルHPS、XPR両方に通じることですが
シナーレックにより
- 金属表面の汚れ、他社で形成した油膜をとります(オイル交換時)
- 薄くて固い油膜を形成します
- 形成後は、金属とオイルが触れあうことは無くなります
この強力な油膜形成により、油温を上げない限り、極端な油圧の低下は無くなります。
オイル交換するタイミングが判らない
という、嬉しい問題も発生します(勿論、3000キロで交換が推奨です)
ロイヤルパープルオイルに交換して、1度ですぐ交換される方は、この固くて強い油膜が残るので、違う銘柄に変えても、フィーリングは変わらないとか、変えた方のオイルの方が良いと言う評価になることもしばしばです。
そもそも、油膜が残る物だという概念が他のオイルには存在しないからです
その上で、成分的な大きい差はシナーレックの含有量と酸化防止剤の量の差になります
この差が、レスポンスに多大な影響を与えます
ちなみに、レスポンスとして曖昧な表現をしましたが、パワー感は勿論ですが、燃費も圧倒的に向上します。
更に付け加えるとすれば、油温を抑える効果が高く、分子破壊が起こる温度が高い、よりエンジンを保護する機能が高いのがXPRといえます。
【結論】ロイヤルパープルのXPRとHPSの選択は、財布で選んでも大丈夫♪
【ロイヤルパープル】 粘度の選択方法ですが、先に結論を言うと、自由です
初めての方は、従来使っていた粘度を使用する事がお薦めしています
長年の経験から、どの粘度迄選択出来るか?判っておりますが、交換後の違いを明確にするためにも同じ粘度をお薦めしています。
油膜が形成された場合ですが、好きな粘度が選択可能です。
経験と実績からロイヤルパープルオイルのお薦めの粘度を紹介します
ちなみに、1300馬力を超えたモンスター級のマシンでも、継続的なライフで楽しめます。
【ターボ車】 XPR 10W-40 (HPS 10W-40) 【NA】 XPR 0W-20 (HPS 5W-20)
ロイヤルパープルオイルの特徴
- パワーアップ&レスポンス向上(数%の出力向上もダイノパックで出ました)
- エンジン音の低下
- 燃費の向上
- 欧米車のオイル食いの減少
- LSPI(Low Speed Pre-Ignition)対応 (正規物のみ確認)
- 圧倒的なエンジン保護機能
- ブローバイの減少
- 排気温度の低下
ロイヤルパープルオイル(royal purple oil) は、単なるオイルでは無く、チューニングパーツとして提唱させて頂いています
レーシングとか、スペシャルと言って、1日も持たないオイルは問題外です。
オイルにとって一番過酷な環境は、どんな使い方をするか判らない一般ユーザーの車輌が過酷だったりします
(なぜか?オイルマネージメントが完全で、さらに使用時間&使用環境も決められている状況下であれば、コントロールするのは簡単だからです。それは、F1であってもです)
難しい事は言いません