ロイヤルパープルの価格に関して

ロイヤルの価格

ロイヤルの価格に関して、少し解説します
アメリカは、定価が無い国ですので、実際どのくらいの価格で売られているのか?
輸入したら、どうなの?
を説明したいと思います

レッドツリーのロイヤルの輸入に関しての目的は、本物が欲しい方に、本物を本物として保証して届けることです。
数字は事実です。
昨年初頭いろいろな事を気付いてしまいました。参考にしてください

ロイヤルの参考価格

アメリカでは Sugg Retail Price と表現します (2022年4月11日)

ドル円は 135円で計算
HPS 12.99ドル  1753.65円
XPR 21.99ドル  2968.65円
MaxGear(75W140) 24.99ドル  3373.65円
MaxGearは粘度によって価格が異なるため、参考価格

高いか、安いかの判断はお任せするとして、これが真実の税抜き価格です

オイルを輸入するには?

オイルの輸入に関して注意する点は2点
1,個人と商業輸入の違い
2.オイルは危険物扱い

1に関して
個人輸入の場合、うまく通関を通れば、関税や消費税を取られない場合があります。
4年以上輸入して判ったことですが、商標権が登録されている商品の輸入に関して、輸出元、輸入先、商品名、価格、重量まで登録されています。
つまり、輸出元(ここではカルメット)の、ちょっとした書類のミスでも、通関は通りません。それぐらい難易度が高くなっています
誰でも簡単に輸入できない形になっています(ロイヤルパープルオイルの輸入としては)

ちなみに、関税と輸入消費税は、約12%です

ドル円は 135円で計算
HPS 12.99ドル  1753.65円  →  1964円
XPR 21.99ドル  2968.65円  →  3324.88円
MaxGear(75W140) 24.99ドル  3373.65円  →  3778.48円  
MaxGearは粘度によって価格が異なるため、参考価格

送料抜きで、既にこんな価格になりました

これ以外の経費は
・為替手数料
・アメリカの陸送料
・アメリカ→日本への送料
・港(空港)→倉庫の送料
・倉庫の家賃
・人件費
・お客様への送料
が掛かります。


2に関して
オイルは危険物
これは、実際輸入して見るまで、危険物の難しさは判りませんでした
アメリカでは、オイルは危険物扱いではありませんが、日本国内に入ると、危険物として認識されます。

アメリカで12ドルで売ってるから、弊社の販売価格が高い?
というよりも、かかる固定費考えると、????と言う考えに至ったのが昨年でした



普通の通関業者では通関すら受けてもらえないし、運ぶにも、保管するにも消防法が適用され、費用も数倍します。

2017年に輸入権を得る

以前書きましたが、三次代理店を辞めた理由は、2017年夏に値上げする。
その間のやりとりが、原因でした

1,仕切りは安くなかった
2,仕切り価格は4年で30%以上上昇
3,送料は、一般価格で3倍以上に

その時の定価は
HPS 2800円
XPR 4150円
始めて仕切りを見たとき、想像以上の高さに驚きました
仕切りは良くて70〜85だよと言われていました。

素直な感想ですが、並行の価格にかてないって事です。
前述した、危険物としての経費を、完全対応すると、概算でも辛い数字でした
当時の私は、価格を下げることは諦め、仕切りを下げることで、様子を見ることを選択しました


そこから、仕切り価格は4年で30%以上の上昇しました。
さらに、コロナにより、送料が暴騰しました。
20ft アメリカ→日本 海上運賃は 平均8000ドル(2021年末)
コロナ前は、安い便みつければ、10万台もありました。

1,2,3が、一般的な事実だったんですが、日本のロイヤルは違いました。
これだけ変化しても変わりませんでした

ヒントを貰えました

2021年転機になったのは
様々なオイルメーカーや、製造元、輸入元。
運送会社から、アドバイスを頂けたことです、

・弊社の送料が高いのか?
・おかしい商品への対策。
・業界の慣習
・販売

本当に、勉強になりました
ずっと独り相撲でしたが、本当に偶然ですが、いろいろな人に出会えました
ちなみに、アメリカの4倍の価格が適正だと、円安前に言われたのは内緒です

そこでの私の結論は
本物のロイヤルを、保証して販売すること
でした。

おかしい商品をださないように弊社の販売網を洗い直し、再スタートしました。

弊社は、偽物では無いロイヤルを売るのでは無く、本物のロイヤルを、保証して売ります

よく質問がある偽物の件ですが
一般的な話をすると、残念ながら存在します。
本物が欲しいならホームセンターで無く、きちんとしたホールセラーから買えと言うのは冗談では無いそうです(米国)。
・偽物
・消費期限切廃棄物の販売
・メーカー独自のOE
私はロイヤルは、偽物は無いと思っていたお気楽派でした。
様々な事実で、否定できない事を知り、ロイヤルのインプレの結果ってそういう事なんだと理解できました。

値上げと円安

2022年7月15日値上げ決定
円安もしばらく続くと思います
年内に値上げせざるを得ませんが、今回公開した数字を見て貰えれば、本物のロイヤルパープルは安く有りません(弊社は、ドルベースでは、直輸入&他の二次代理店より安く購入できるのにもかかわらずです)

一般の方から見て、日本のロイヤルパープルは分かり難いですが
本物が欲しい方には、届けられる環境を構築したいと、レッドツリーは考えて居ます。

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